トロピカル墓場

好きなものは好きだからしょうがない!!

わたしの小さなGALAXY

mikazukibigwave.bandcamp.com

アイドルマスターSideM7thライブ、愛知と横浜のそれぞれ1日目に参加した。自分がSideMのライブに行くのは3年ぶりくらいで、歓声NGになってから初参加だしC.FIRSTも初なので、ほぼ初見のオタクでした……。10月のライブも12月のライブもずっと余韻が続いていて、ひとつひとつを自分の言葉に収斂させてしまうのが惜しく感想!と意気込むことができずにいる。

本当はライブ終わりに秋葉原にDJ Kuronekoを見に行きたかったけど、流石に無理だった。

次の日にプリティーシリーズのウィンターライブに参加して、それも久しぶりだった。プリティーシリーズの公演はいつもヘアメイクと衣装のプロデュースやMCでのホスピタリティがすごくてオタクがあたたかくて、嬉しくなる。

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そしてそして!サブスク解禁ですよ、サブスク解禁!嬉しすぎます……♡わたしのツイートを真に受けてくれる人たちに、すぐにアクセスしてもらえるようになるであろうこと、嬉しいです。

 

(ちょっと社会的な?話)

ライブ後に公開されたF-LAGSの3DMVが素晴らしく、その後、自分に対して落ち込んだ。今までサイスタに実装されてきた3DMVはどのユニットもクオリティがすごく高かったけど、「Made in 「♪」」は少しゆっくりだからかよりひとつひとつの動きが丁寧に感じられて本当にすごかった。でも、この時の3DMVすごい!という気持ちには、SideMをナメてた気持ちが含まれていると気づいた時、ひどく苦しくなった。

そもそもアイドルマスターに登場する男性アイドルは「アイドルマスター2」のJupiter(彼らもSideMに「その後」として登場している)が始まりだが、当時の彼ら、女性ファン、女性向けをも想定したSideMという展開に対する既存ユーザーへの風当たりはかなり強かったと記憶している(「ホモマス」)。

アイマス2」当時の2011年ごろ、自分にとってアイドルマスター2chのSSスレとニコニコ動画とともにあり、わたしは弱く、「ナメてる側」でなければ生存できなかった。既存男性ファンと同化してナメてると同時に、「どうせ女性ファンはナメられてる」という自負の意識を強く持つことでやっと存在していいような気がしていた。

F-LAGSというユニットには色々あって、ゲーム「アイドルマスターDearly Stars」に登場していた男の娘キャラが、その後男性アイドルとしてユニットを組んだ世界線であることがひとつある。あの頃と衣装は変わったけれど、DSの画面で見た時と変わらずにステージに立つ秋月涼さんを見た。

かつての気持ちは、自分の中では風化していると思っていたけど、大好きなコンテンツのことを自分自身が一番どこかでまだ認められずにいた。それが、ひどい。許せない。

アングラなインターネットで生存するために身につけたミソジニーが、まだ小さく凝固して自分を蝕んでいる。それを乗り越えられた時、自分は世界で最後のプロデューサーになる、はず。


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