6月によく聴いた音楽です。
寺嶋由芙「仮縫いのドレス」
幸福と憂いと哀愁と懐かしさをほんの少しずつ混ぜたような感情。「仮縫いのドレス」というタイトルが良すぎる。松井五郎さん作詞、中田裕二さん作曲、山川恵津子さん編曲という錚々たる制作陣での作品を優しく歌うゆっふぃーの表現力が本当に素敵です。ジャケットがかわいい。
三森すずこ「シュガーレス・キッス」
Kabanagu+諭吉佳作/men「すなばピクニック」
エレクトリックリボン「夢見るコットンキャンディ」
グループ主催のイベントにベッド・インが出演していたことから知ったセルフプロデュースアイドル。色々聞いてみたところ「夢見るコットンキャンディ」がちょっと良すぎて圧倒された。メルヘンでドリーミー。pippiさんのアニメ声がかなり特徴的なのに曲に馴染んでいてすごい!
直近の曲はONIGAWARAが楽曲提供していて、わたしはアイドルソングを聞くとき結構ボーカルを重視してしまいがちなので、新メンバーどんどん頑張ってほしい~!と思いました。美伎あおいさんの歌声が好きです!
CAPSULE「ひかりのディスコ」
新曲だ~!小文字時代のcapsuleっぽい!ネオ渋谷系からEDM色が強くなり始めた頃っぽいサウンドで、でも新しい。「WORLD OF FANTASY」のフレーズが使われていたり、MVも意識された演出があったりしたので、繰り返し見ていたら泣きそうになってしまった。
学芸大青春「Hit the City!!」
学芸大青春は5人の声が全部バラバラで全部良いところが好きです。1番の相沢勇仁さんのラップパート~サビのスピード感がかっこよくて大好き。MVでの公開前に配信ライブで3次元の姿を拝見していたのですが、何の前触れもなかったので普通にビビりました。匿名スタイルにARuFaと・・・・・・・・・の顔が浮かんでは消え……(オタクがよ)
でんぱ組.inc「プリンセスでんぱパワー!シャインオン!」
6人時代に思い入れがありすぎて2016年くらいからフェードアウトしていたでんぱ組、新体制ライブ映像を見て再び気になりつつあります。
「プリンセスでんぱパワー!」のMVを見てそのエネルギーに涙~!オタッキー(死語?)でハチャメチャで泥臭くてやたらドラマチックで、でんぱ組.incのヒストリーは止まらないんだな~(涙)と……。歌詞にグループのことがストレートすぎるくらい表されているのですが、ミュージカル調なのでそのストレートさがそのまま攻撃力になり、普通に感動してしまった……。
「千秋万歳!電波一座!」
この映像から新メンバーが気になり始めました!よりメンバーの個性を感じる曲と映像。みんなMVよりライブの方がかわいいってアイドルすぎる……。
「サクラあっぱれーしょん」がパワーアップしたみたいなお江戸系ハイテンションソング。相沢梨紗さんの歌声が効いてる。りさちー、どんどん美しくなるので素敵です(涙)この曲もかなりグループのことが表れている歌詞ですが、玉屋2060%プロデュースの(良い意味で)何言ってるか分からないテイストのおかげで非常に楽しい曲になっておりバランスが素晴らしいなーと思いました。
STUDIO MULE「鏡の中の十月 feat. 佐藤奈々子」
70~80年代のニューウェイヴ歌謡のカバーアルバムから。原曲はYMOプロデュース。
影山新(伊東健人)、氷室奏斗(中島ヨシキ)、九鬼煌真(石谷春貴)、栢橋拓夢(河西健吾)「Tone of Stars Beta」
シンセの音がキラキラしていて浮遊感があって、ジャズと打ち込みサウンドがシームレスな感じで好き。JAZZ-ON!の楽曲はカロリーが高くて少しとっつきにくかったんですけど、このアルバムは派手すぎなくてとても好みだった……。
FYA'M'「Think About U」
「アオペラ」ってさッ!「ぺらぶ!」……ってコト!?(2010年代男性声優オタクのハチワレ)低音と高音のバランスが良く色々ないい声が聞こえて楽しい。なんとなく気づいたのですが、わたしは声をボーカル以外でも使っているような曲が好きっぽいです。
ノーヴァ「目醒のカンパネラ」
オールメールの歌劇団を舞台にした2.5次元作品の主題歌。良い!舞台俳優の声優演技でしか摂取できない栄養がある。
妄想亭一門「妄想亭のテーマ」
「僕ら的には理想の落語」の話題を出してオタクにムチャクチャ怒られた経験があるのですが、主題歌は男性声優版「お後がよろしくって…よ!」だと思っていて(そんなことはない)好きなので聞いていました。謎に際どいリリックとそれを熱烈に歌い上げるボーカル、台詞パートのキメ、ジャジーな中に和の要素があるサウンドなど中毒性が高い。
CFCF「memoryland」
アルバム。「思春期の音楽」をテーマにドリームポップやドラムンベースなど、CFCFの思春期(90年代)を彩るエレクトロミュージックの色々なジャンルがミックスされていて、陰鬱でゴチャゴチャしていて胸が苦しくなる。青春のきらめきとモラトリアムの葛藤が迸る。好き……。
Kaede「Youth - Original Soundtrack」
Negiccoのメンバー・Kaedeさんのソロアルバム。架空の映画のサントラという設定でめちゃくちゃ良い!短めのインスト、朗読、歌モノで構成されている。曖昧で透明でリリカル。意味のない断片から物語を見ようとしてしまうアルバム。
ショートフィルム仕立てのMV「Youth」は映画のエンドロールをイメージした非日常から日常への曲。冒頭2分間の中国語の台詞が回想シーンのようでイマジネーションが膨らむ。
The Zenmenn「Enter The Zenmenn」
「Heisei No Oto - Japanese Left-field Pop From The CD Age (1989-1996)」を出したニューエイジ系のレーベル、MUSIC FROM MEMORYからデビューしたバンドのアルバム。オリエンタルなレフトフィールド・ポップスにムード歌謡みたいな雰囲気もあって好きです。
「HEAVENS DOOR」
「『Fairy蘭丸〜あなたの心お助けします〜』オリジナルサウンドトラック」
菱田正和監督×スタジオコメットのカルトアニメ、Fairy蘭丸のキャラソンアルバムとサントラアルバムです。Fairy蘭丸、終わらないで……(泣)1話で度肝を抜かれた挿入歌「愛らんらんらん」はやっぱりめちゃめちゃ強烈なインパクトとともに心に残る、中毒性が高い曲。
サントラがどれも劇中で聞くより生音が色っぽいフュージョンでかなりかっこよく感じられて感動した。グルーヴィな「愛著を探し求め」、戦闘開始BGM「ANOTHER DIMENTION」が好きです。
yamazoさんのチャンネルで公開されているメイキングのレコーディング映像がすごくて無料で見ていいの!?となっています。錚々たるメンバーによる演奏ですごい……。かっこいい。
6月によく聴いた音楽でした。