Spotifyの電音部公式プレイリスト「各キャラクター♡お気に入り曲」にインスパイアされて、アイドルマスターSideM GROWING STARSに登場するDTMerアイドル・天峰秀くんが2021年よく聴いていたら嬉しい曲とアルバムをオタクが勝手に考えるというエントリです。キャラクターと楽曲に対する個人の妄想が多分に含まれます(むしろそれしかない)。ご注意ください。
- はじめに・作中にみる天峰秀と音楽
- HIROBA「透明稼業(feat. 最果タヒ、崎山蒼志&長谷川白紙)」
- Kabanagu「泳ぐ真似」
- STUTS & 松たか子 with 3exes「Presence I feat. KID FRESINO」
- 大滝詠一「A LONG VACATION」
- 「TV ANIMATION "Sonny Boy" soundtrack」
- Ape Escape、寺田創一「サルゲッチュ・オリジサル・サウンドトラック」
- NCT 127「Sticker」
- ケン・イシイ「Extra」
- C.FIRST「THE IDOLM@STER SideM GROWING SIGN@L 02 C.FIRST」
- おわりに
はじめに・作中にみる天峰秀と音楽
- 「俺の音楽で世界を変える」
- 制作環境および機材はデスクトップPC、DAW、MIDIキーボード、マイクが確認できる
- イヤホンとヘッドホンをTPOで使い分けている
- DTMを始めたきっかけはネットで聴いた音楽
- ネットに曲を発表している
- M3的な即売会「Sound Verse」にサークル参加
- SNSで流行している曲もマイナーな曲も聴く
- アニメのサントラの作編曲陣をチェックする
- いろいろな曲への言及「サビがキャッチーで覚えやすい」「力強さが歌詞とマッチしてる」「(自分がアレンジするとして)男性アイドルの曲なら躍動感を高めてダンスミュージックを意識する」
すべてではないですが、作中で語られる彼と音楽の関係はこのようなものが挙げられます。
HIROBA「透明稼業(feat. 最果タヒ、崎山蒼志&長谷川白紙)」
暴力性を感じるほどにひずんだ、なにか巨大な命が体を通り抜けていったような感覚を味わうこの衝撃的な曲は、音楽性はもちろんのこと、最果タヒの歌詞・小説という音楽以外のコンテクストから曲が生まれていること、参加するクリエイター陣の若さが彼のアンテナを刺激していると思います。(注・このようなあたかも事実であるかのような文章が以下続きますが、すべて個人の妄想です)
Kabanagu「泳ぐ真似」
そもそも彼がDTMを始めたきっかけである、親友が教えてくれた「いい曲が多いWebサイト」はきっとネットレーベルのHPだと思い込んでいます。そういうわけで彼がMaltine Recordsのリリースを追っているとして、このEPがお気に入りなのではないでしょうか。彼はニコニコ動画を見ているので基本的に音割れが好きだし、しっかり耳に残るメロディがある曲から変化球な曲まで入っているのが彼の好みを幅広くカバーしているだろうし、あと好きな人にはでっかい音を聴いていてほしいという個人的な欲望。
STUTS & 松たか子 with 3exes「Presence I feat. KID FRESINO」
ドラマ『大豆田とわ子と三人の元夫』のEDテーマです。ロマンチックな歌謡曲っぽいメロディとヒップホップ。彼はなんだかんだ歌モノが好きだと思うし、FRESINOの世界観とも共鳴しそう。この曲は、ジャンル・俳優・ラッパー・タイアップなど(商業)音楽が持つさまざまな要素を横断、接続しており、音楽で世界を変えることを目指してアイドルをする彼の心に、なにか強いものを残しているかもしれない。
大滝詠一「A LONG VACATION」
サブスク配信を機にチェックしたと思う。男子高校生なので。「君は天然色」以外もちゃんと聴いているが、男子高校生なので「さらばシベリア鉄道」で裏切られるのがいいとあえて公言している。(「あえて」などと表現していますがあえてじゃなくてもいいアルバムです)
「TV ANIMATION "Sonny Boy" soundtrack」
クレジットを見てサントラCDを買っている彼なら2021年にアニメ『Sonny Boy』をチェックしていないはずがない(ちなみに本編も視聴している)。銀杏BOYZのエバーグリーンな主題歌をはじめ国内外のアーティストが聴けるサントラアルバム。これをきっかけにミツメを好きになってほしいです。ミツメの川辺素さんは、彼がきっと好きであろうパソコン音楽クラブのアルバム「See-Voice」に参加しているので、彼の中の音楽の地図がつながっていくような感覚を楽しんでいたら(わたしが)嬉しい。(マルチネのリリースを追っているという前述の妄想はともかく、パ音はポケモンの主題歌を手がけているので聴いていると思います。ポケモンが好きというのも妄想ですが……)
Ape Escape、寺田創一「サルゲッチュ・オリジサル・サウンドトラック」
ゲーム音楽が好きな彼なら、国産ハウスミュージックの先駆者・寺田創一による『サルゲッチュ』OSTにきっと出会っていることでしょう!勉強中に聴いていてほしいです。
NCT 127「Sticker」
自身がアイドルになったことで以前より男性アイドルのトレンドに注目しているとして、2021年、この曲に「やばい」となっていそうです。クセの強い声の表現と複雑怪奇なサウンドをわかろうと何度も聴いて研究しているはず。
ケン・イシイ「Extra」
いきなりテクノを聴いていてほしい。わたしが嬉しいので……。男子高校生だからとりあえず「Extra」を聴いて、かっこよさにひそかに興奮していてほしい。トレーニングとか、自分を高めて一心になる時に聴いていたらいいですね。アニメが趣味なので、森本晃司のクールなアートワークとミュージック・クリップにも心をつかまれているはず。
C.FIRST「THE IDOLM@STER SideM GROWING SIGN@L 02 C.FIRST」
最後はやっぱり自分たちの曲でしょう!イベントストーリーで「Not Alone」のかっこよさに興奮していたシーンもありましたし、自分たちの音楽が大好き。ここまでずっと「嘘」しかなかったのですがこれは真実です。「Not Alone」のBメロからサビが特にいい感じと言っていたので、ここの三連符の力強さや2番でのアレンジ、サビへの転調が特に好きなのかな〜と思っています。
おわりに
あくまでわたしが楽しいだけのあれで、音楽的にもキャラクターへの解釈的にもにわかな選曲と表現になってしまいすみません。アイドルたちが聴いていそうな音楽について妄想する機会がありましたらぜひシェアしていただけたらハッピーハッピーです。ありがとうございました!