1月から6月の振り返りと、その月よかったものの紹介です。
1月
- 勝手に男性声優楽曲大賞2021
声優楽曲DJの方をはじめ多くの方に見ていただけたようでありがたいです!Twitterもブログ経由でフォローしていただくことが増えるようになって嬉しい。いつでも友達が欲しいので……。
声優楽曲ディガーの方の文章を読んでおもしろいと思ったことがすべてのきっかけなのですが、参考にさせていただいた記事などを全然紹介していなかったので(すみません)フォロワーさんのブログを貼ります。「男性声優楽曲大賞」でヒットする記事は他にもほとんど読んでいるつもりで、すべてにリスペクトと感謝があります……!本当にめちゃめちゃ影響を受けております。感謝。
bluebluerbluest.hatenablog.com
- 18禁BL音声作品『トワイライトムーン』
整形して添い寝リフレで働く攻め×攻めが醜形恐怖で引きこもっていた高校時代に良くしてくれた同級生の受け。軽度の暴力・共依存・PTSD・未成年に手を出す大人の存在・深夜に外デートで行くチェーン店のカフェ、みたいな、どうしようもないリアルな貧しさというか「地雷系」アフター的な雰囲気がありつつも、ハッピーエンドなところはまさにトワイライト(薄明)でした。
やさし〜くイニシアチブを取って受けをコントロールする三橋さんの演技がよかった。1作目では受けがPTSDで喋れないという設定で、会話がほぼ息遣いだけで進行するのでかなりフェチを感じてよい。全体的に音が小さいので端末再生では若干思い通りに聴けない点が気になりますが、好きでした。
2月
おいしい!
あと映画『回路』を見ました。世紀末のインターネットと世界崩壊と逃避行とCoccoという好きな要素しかなくてかなりよかった。
3月
- 本能バースト演劇『sweet pool』
2月の記憶がおぼろげなのは2月からスプステに緊張していたからでした……。
観劇の際フォロワーさんとお話したのですが、ボーイズラブゲーム原作舞台を観て感想を話し合うという経験、改めて考えると稀有すぎて感謝。インターネットをやっていてよかったと心から思います!会ってくださった方々ありがとうございます(僕たちもう、フレンドですよね?)
- 。..:*・ ゚bluespring release party ゚・*:..。
Telematic Visionsさんのオンラインリリースパーティです。プレスリリースの「Webとベッドルームを繋ぐ1/f揺らぎ」というバイブスが表れたコピー、ときめきます。
──自分にないルーツとは、それこそ例えば時代性やいわゆる「現場感」のような体験や記憶を抜きにしたもの、ということでしょうか。
そうですね。さまざまなシーンの中の共通項を無理やりにでも見つけ出して、少しでも「同じなのかも」と思える点を見つけたいです。
例えばなんですけど、どうしても大人がやるacidみたいな本物の成熟感はまだ出せないわけじゃないですか。ナイトカルチャーとの関わりも年齢的にまだ有りませんし、そういったコンプレックスはずっとあって……。ならいっそ、その方向性を逆手に取って、同じ土俵ではないところでやりたいですね。
あとは、僕は家でずっと音楽を聞いてきたので、大人になってもクラブだけじゃなくてホームリスナーも楽しめる作品を作り続けたいです。もちろんその上で、クラブでも鳴るような音楽を。
わたしは自分の中でネット音楽とクラブの現場が接続したのが最近なので、リリパのプレスリリースおよび彼のインタビューを読んだ時、そういう自分のまま音楽を好きになっていいんだと深く感じ入りました。
- すげえインターネット Vol.3
ゲストがMaltine RecordsのtomadさんとTelematic Visionsさんでした。クラブカルチャーとインターネット発の音楽について自分のペースをつかみ始めたタイミングでおふたりを見られて本当によかった……。自分がネットレーベル的なものらの森に足を踏み入れたきっかけに東京女子流の「Maltine Girls Wave」があるので、「ゆうやけハナビ」のbanvox Remixで興奮した。
4月
- Friendly lab
本当に好きなシーンが重大なネタバレシーンなので全然うまく言えないんですけど、ニシくんとヒガシくんの関係をわたしは正しいと思う。
- M3春
即売会ってホントに楽しい!(CANMAKE TOKYO)そのイベントが題材とするカルチャーと同人文化が好きな人が集う会場って本当に尊いと思いました。即売会はパワースポットという同人オタクの言葉を実感。創作バイブスが引かず、サークル参加を考え始める。
5月
- 富美男と夕莉子
観劇後無印のカフェでサメ肉を食べました。
ずっと好きなオモコロやDPZのライターさんから直接手に取らせていただくことができた。古賀及子さんはサインとツーショットしましょう!と言ってくださって、接触イベだ……となった。月並みな言葉ながらいつも読んでいることなどを少しお話しできてすごく嬉しかったです。
6月
- 18禁シチュエーションボイス『電波は呼んでいる』
自分のアンテナと作品に感謝と興奮をしながら購入。エロゲーのコンテクストがかなり強く感じられる泣ける電波系シナリオだったので、邪悪なエロゲーマーの方はぜひご一聴!
- 18禁シチュエーションボイス『屠られ彼氏~シチュ彼屠畜場~』
『電波は呼んでいる』と同じがるまにシナリオコンテストを受賞した凶兎凶さんによる作品。乙女向けシチュエーション音声作品のひとつの最終回ってこうかも。飽和状態にあるシチュボの中にこういうもう二度と出来ないレトリックが用いられた一世一代の作品が存在していることが、いち音声作品ファンとして感慨深くなりました。
- 終末百合音声『イルミラージュ・ソーダ~終わる世界と夏の夢~』
Twitterでもブログでも何回も言っていることですが、この作品についてまだ自分の言葉が追い付かなくて、作品の感想の手前の部分でじたばたしています。でも絶対最初から最後まで聴いてほしい、本当に、音声作品、耳での体験が好きな人に聴いてほしい。炭酸の泡が耳元でにぶく弾けて、音割れしたチャイムと遠く近く揺れる水音、奥野香耶さん演じるサカナの落ち着いた声と衣擦れがそばにある。無意識に息を詰めて、胸の前で手を握りしめて、音と声で描かれる世界を逃さないように聴いてしまいました。世界の終末に生徒とふたりきりというシチュエーション、シナリオのギミック、ノイズ/シューゲイザー/アンビエントなサウンドスケープ……それぞれ単体で作品になっていても絶対に好きになっていたであろう音が合わさった大きな波に攫われて、遠くに来てしまった――そんな感じです。
6月に購入した音声作品はすべて同人音声作品というものをより好きにならせてくれるような良質な作品でした。
- 〜Abyssal.wav〜
ふたたびTelematic Visionsさん現場!コンセプトがすごく好きなパーティだったので行けてよかった。MOGRA、ドアが固くてまごつく。
- ドラマチックライブステージ『アイドルマスターSideM』
あー!
3月に制作発表会をおそるおそる視聴していたら櫻井圭登さんが登壇してワロタになりました。
すごく悩んで色々なオタクに話を聞いてもらい、原作というか自分が好きなアイドルマスターを好きでいたらそれでいいという結論になり見ないつもりだったのですが……、なんか今しかないものを大事にしたいと思って突発的にGOした。メンタル3人、特に宮田龍平さんの演技がよかったと思いました。
自分がSideM関連イベントに行ったのは2019年が最後なので、7thライブは無事開催されれば絶対行きます!強気。
上半期を振り返ると、スプステをきっかけに自分の好きなことに向かって加速している感じがします。ありがとうボーイズラブゲーム。下半期も健康に生き抜きましょう……。